★“事件”以来3年ぶり コインチェック、テレビCM再開

仮想通貨取引所を運営するコインチェックは、テレビCMを1月14日から展開すると発表した。
同社は2018年までテレビCMを展開していたが、同年、顧客から預かっていた仮想通貨「NEM」が
不正アクセスで流出した「コインチェック事件」が発生し、CMも止めていた。今回、3年ぶりのCMとなる。

CMは、東京・大阪・愛知など全国26都府県で放送。ロケットが飛び立つ様子を描いた「ロケット編」と
「ビットコインといえば、コインチェック」という文字を大きく示した「タイトル編」の2種類で
それぞれ、楽曲『宇宙戦艦ヤマト』のイントロ背景に、シンプルなメッセージを届ける。

同社によると、コインチェックアプリの累計ダウンロード数は326万。ビットコインが市場最高値を
更新した昨年から暗号通貨市場が盛り上がる中で、CMを通じてより多くの人に暗号資産投資をアピールする狙いだ。

コインチェック事件では、顧客から預かったNEMを、オンラインの「ホットウォレット」で管理して
いたことで流出を招いたが、現在は、顧客の資産すべてをネットワークから切り離された
「コールドウォレット」で管理しているという。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/13/news141.html