勘違いしている香具師が多いが、卸電力市場の価格って電気の価格じゃなく、「余った」電気の価格だぞ。

電気は保存しておくことが難しいから、余った電気は捨ててしまうことが多いんだけど、
それを社会全体で融通して効率よく使いましょうって仕組みが電力の市場取引。

この余った電気の価格が高騰しているってことは、それだけ電気の需給がひっ迫しているってことなんだけど、
発電コストが上昇していることは必ずしも意味しない。

で、市場連動型契約ってのは余り物の電気でいいので安く使わせてくださいって契約。
だから、本来は需給がひっ迫して価格が高騰した際に代替エネルギーで対応できる人しか入っちゃダメな契約。