19日夜遅く、青森県平内町で住宅が全焼し焼け跡から3人が遺体で見つかりました。この家に住む80代の夫婦と息子の合わせて3人と連絡がとれなくなっていることから、警察は亡くなったのはこの3人の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。
19日夜11時前、青森県平内町東田沢の畑井秋則さん（88）の住宅から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。
火はおよそ9時間後に消し止められましたが、警察や消防によりますと畑井さんの住宅1棟が全焼したほか、隣接する家や小屋が焼けたということです。
警察によりますと、畑井さんは81歳の妻と57歳の息子の3人で暮らしていて、いずれも連絡がとれなくなっているということです。
警察は、亡くなったのはこの3人の可能性があるとみて身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を調べています。
現場は、陸奥湾に面した東田沢漁港のすぐ近くにある住宅地です。
近くの住民「風も強くて火の勢いもすごくて怖かった」
近くに住む60代の女性は「空が真っ赤に見えるほどの炎が上がって、風も強くて火の勢いもすごくて怖かったです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210120/k10012823581000.html
