俺は「Y/cZkxUL0」を、少し冷たく突き放した様だ。

「Y/cZkxUL0」は >>398 で「資本取引から利益は発生しないのになぜ利益でて」と書いている。
それで判ったが、どうやら「Y/cZkxUL0」は「利益」の理解に混乱がある様だ。
よって、あらためて「利益」について整理をする。

「利益」は2種類ある。

「本当」の利益。
本当とは変な言い方だが、商売での「安く仕入れて高く売る」の利益だ。
利益が出れば、会社の現預金はその分増加する。
これは当たり前の話。

「形式的、台帳上」の利益。
現物(=現預金、商品等)の動きは無い。ただ単に、帳簿の操作だけの利益。
以下は変な例になるが、イメージとして。

お前らが、サラ金から10万円の借金をした。
お前ら「返すアテが無いなぁ。困ったなぁ、どうしよう」と悩んでいる。
そこへサラ金の店長がやってきて「あなたの借金を無しにします」と言って、
借用証書を→シュレッダーにかけた。(実際はそんな都合のいい話は無いが)
お前らはどうする?
当然「ヤッター、儲けたー!!」と大喜びをするだろ?
しかし「儲けた」からと言って、お前らの(空っぽの)財布がその分膨らむ訳ではない。
現実世界のビフォー/アフターは何の変化もなく、同じままだ。いわば形式的な利益だ。
しかし、形式的とは言え「儲けた。利益になった」ことは実感するよな?
これが、
現物(=現預金、商品等)の動きは無い。ただ単に、帳簿の操作だけの利益。
のことだ。

(一旦 投稿)