日テレニュース24 2021.02.24 18:56

去年11月、上野原市で10代の女性にわいせつな行為をしたとして24日、上野原警察署の男性巡査長が逮捕された。巡査長は窃盗事件の捜査で得た情報を悪用し女性宅を訪れていた。

強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、上野原警察署地域課の巡査長で東京都東村山市に住む渡辺祐樹容疑者(27)だ。県警によると、渡辺容疑者は去年11月17日、上野原市の住宅で10代後半の女性に対し服の上から体を触るなどのわいせつな行為をした疑いだ。

女性は事件前日に窃盗の被害に遭い、渡辺容疑者が捜査のため現場に臨場し携帯電話の番号や住所を入手していた。渡辺容疑者は「現場の状況を確認したい」などとうその説明をして、1人で女性の家を訪れ部屋でしばらく会話をした後、犯行に及んだという。

渡辺容疑者は警察の調べに対し「女性と仲良くなりたかった」などと容疑を認めているという。

県警では今年度、生活安全部の元警視が電車内で女性を盗撮したとして書類送検され、県迷惑防止条例違反の罪で略式起訴されるなど不祥事が相次いでいる。

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