0001和三盆 ★
2021/02/27(土) 09:16:19.70ID:dNTZEPru91890年創業の風流堂は、松平松江藩7代藩主・松平治郷はるさと(不昧ふまい公)ゆかりの打菓子「山川」などで知られる。
一方のナナイロは、カカオ豆の買い付けから製造、販売まで全工程を一貫して行う「ビーン・トゥ・バー」の専門店。産地ごとに違うカカオの風味を感じられる商品は県内外でチョコレート好きに愛されている。
商品の開発は、若い人たちになじみが薄い和菓子の良さを伝えたいと願う風流堂が昨年10月、ナナイロに企画を持ちかけて実現した。
風流堂では2017年に、「山川」の技術を応用した和三盆の干菓子「風のねいろ」を発売。季節ごとに抹茶やほうじ茶など風味を変えて販売している。今回は、この商品を応用。和三盆入りの生地を3センチ四方の型に入れて仕上げている。
風味は、ローストして砕いたタンザニア産カカオを生地に加えた「カカオニブ」、苦みの利いたホンジュラス産カカオチョコレートをかけた「チョコディップ」のほか、さわやかなかんきつ系の香りが楽しめる「安来みかん」の3種類。
当初、70%だったカカオの割合を100%に変えてチョコレートの苦みを強くしたり、チョコレートをつける温度を調整したりと両店で意見を出し合ったという。
風流堂の内藤葉子社長(53)は、「和三盆のやさしい甘さと本格チョコの苦みは相性ぴったり。口に入れるととろける食感を楽しんでほしい」と話している。9個入りで1620円(税込み)。両店などで4月下旬頃まで販売する予定。
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