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新型コロナウイルス対策で国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、龍谷大3年の男子学生(21)が詐欺罪で在宅起訴された事件で、龍谷大は23日、ホームページ(HP)におわびを掲載した。同日、この学生の初公判が神戸地裁姫路支部であり、起訴内容を認めていた。
学生は兵庫県たつの市出身で、2017年に神戸国際大付属高野球部の主将として春夏連続で甲子園に出場。龍谷大でも野球部に入り、事件に関わったとされる20年度にも関西六大学リーグに出ていた。学生はこの日の公判で、退学手続きを進めていることを明らかにした。
龍谷大はHPで「持続化給付金は、コロナ禍によって困窮する国民をサポートするための制度であり、これを詐取することは不法であるだけでなく、道義的にも許されない重大な犯罪行為」とし、厳正に対処するとともに再発防止に努める考えを示した。
起訴状によると、学生は兵庫県太子町の会社役員の女(46)=詐欺罪で公判中=らと共謀し、学習支援業を装うなどして昨年6月に給付金計200万円を詐取したとされる。
3/23(火) 18:38 神戸新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2ea1e9a7f0a37b5b9f2c8f71aba1f10f34634f6