小室のお母ちゃんは婚約解消の理由として言ったことは、

あなたと結婚すると、亡き主人の遺族年金が支払われなくなる。
息子が一人前になるまでは何としてもこの年金を失うわけにはいかない。
だからあなたと結婚するわけにはいかない。
申し訳ないけど、婚約は解消ということにして下さい。  というものであった。

(そのときに今まで助けて頂いたお金は返すと言ったのだが、婚約者の男は返さなくてもよいと
言ったという。これは録音があるらしい。)

しかし、その時点では、婚約者の男は交際が終了するとは思っていなかった。
結婚はしないことになったが、交際(愛人関係)は従来どおりに続くものと思っていた。
だから金は返さなくてもいいと言ったのだ。

ところが、小室のお母ちゃんは男に見切りをつけていた。
もうこの男からはこれ以上金は絞れないと判断したのだ。
だからこそ婚約解消を言い出した。
つまり、結婚を餌に金を出させていたが、これ以上金は出ないと分かると、婚約解消という形で
縁を切ったのだ。

男は、小室のお母ちゃんから絶縁されたのだと知ると、急に金が惜しくなった。
これからも愛人でいると思ってから金を返さなくてもよいと言ったのに、これは何なんだ。
俺は騙された。400万は返してもらおう。
男は返済を請求したが、小室のお母ちゃんは「あなたは返さなくていいと言ったじゃないの」と
言って相手にしない。剣もほろろ、能面みたいな顔であしらわれ、おまけに「貸したというなら
借金証文持ってきなさいよ」、「これ以上つきまとうなら警察呼びますよ」。

男は泣く泣く諦めた。しかし、圭と眞子様とのことを報道で知ると血が沸き返った。
これはチャンスだ。金を返してもらえるかも知れん。
それにあの女、あの息子に復讐してやりたい。

男は手紙を書きはじめた。週刊誌の編集部宛ての手紙であった。