東北町で高齢者の集団接種始まる 個別接種除く２５００人
６５歳以上の高齢者を対象にした、新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が、１１日から東北町で始まりました。
東北町には、６５歳以上の高齢者がおよそ６５００人いて、このうち町内の施設や医療機関で個別に接種する人を除くおよそ２５００人を対象に、集団接種が始まりました。
初日の１１日は、町内の上北保健福祉センターに事前に予約した３０人が訪れ、体温測定や問診を受けたあと順番にワクチンを接種していました。
そして、体調が変化した場合に備えて、会場のいすに１５分から３０分ほど座って待機していました。
接種した８２歳の女性は、「感染しないか心配でしたがこれで安心しました。引き続き外出を控え、マスクや消毒を心がけたい」と話していました。
また、視察した長久保耕治町長は、「高齢者の接種が粛々と進められていてよかった。ワクチンは全員分しっかりあるので、町民に協力してもらいながら、できるだけ迅速に接種していきたい」と話していました。
東北町では、６５歳以上の高齢者の集団接種について、８月中旬までに２回目を終える計画です。
一方、個別接種は、１０日から始まっていて、町では、集団接種とともに速やかに進めていきたいとしています。
05月11日 16時45分
NHK
