＊ソース元にニュース画像あり＊
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210531/6010010625.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
３１日秋田県大館市の車の解体作業などを行う事業所の敷地内にクマ１頭が入り込み、午後６時すぎに捕獲されました。
警察によりますと、３１日午前９時ごろ、秋田県大館市白沢にある車の解体作業などを行う
事業所の敷地内で従業員が体長１メートルほどのクマがいるのを見つけ、警察に通報しました。
警察や市の職員が駆けつけたところ、クマ１頭が屋外の作業場に入り込んで、
歩いたり、物陰に隠れたりしていたということです。
現場にいた従業員は作業場のフェンスを閉じてクマが出られないようにした上で
外に避難したということで、今のところけが人などはいないということです。
このあと、警察や市の職員のほか、県の職員なども加わって捕獲作業にあたり、
吹き矢でクマに麻酔薬を注入して動かないことを確認したうえで午後６時すぎにおりに入れて捕獲していました。
クマの処分については、今後、山に返す方向で検討しているということです。
現場は、ＪＲ奥羽本線の陣場駅から南におよそ３キロ離れた山あいにあります。
大館市によりますと、吹き矢を使ってクマに麻酔薬を注入し、動かないことを確認したうえで、
午後６時すぎにおりに入れて運び出したということです。
クマが出没した現場近くを通りかかった介護事業者の３０代の女性は
「ことしになってから初めてこの近くでクマが出たと聞いたので、驚きましたし、
怖いと思いました」と話していました。
大館市の担当者は「クマは大人のクマで、発見されたときからけがをしていて、目が見えていない様子でした。
当初は山に追い返すことを試みましたが、外に出られない様子だったので、
麻酔を待って対応することにしました」と話していました。
クマが入り込んだ事業所で働く７５歳の男性は「この事業所の近くでは毎年クマをよく見ます。
きのうもすぐ近くにいるのを見ていたので驚くことはありませんでした。
クマは事業所の敷地の外に出ようとしていましたが、目が見えていないようであちこちにぶつかっていて
出られない状況でした。襲ってくるような様子はありませんでした」と話していました。
05/31 19:33
