>>66
米軍は沖縄戦ではじめて火炎放射戦車を使い、日本軍の塹壕や横穴陣地を焼き尽くした
丘陵のトンネル陣地は地表面を占領し、入り口から発煙筒をうちこみ、
煙が出てくる穴という穴に梱包爆薬を投じてガソリンを流しこむ「馬乗り攻撃」を加えた

中部の住民十数万人は戦火を逃れて南部に逃げたため、沖縄南部は30万人の住民と日本軍が集結していた
これに米軍は海上から艦砲射撃、地上では火炎放射器で壕を焼き払った

さらに南端の喜屋武岬にいたる原野のカヤやススキのうえにガソリンを空からまき、その上に焼夷弾を落とし焼き殺した
南部では1坪あたり20発ぐらいの砲弾を投下した
沖縄本島の住民を3人に1人の確率で殺し、島尻に逃げた人人のなかでは2人に1人が命を落とした