イギリスの新規感染者数 100万人平均は現在 日本の11倍!!!!!!!

英国、接種進んでも感染再拡大 インド型変異株の増加が要因か
2021年06月21日 朝日新聞

新型コロナウイルスのワクチン接種で先行する英国で、1日の新規感染者が約4カ月ぶりに1万人を超える水準になっている。
感染力が強いインド型変異株の増加が原因とみられ、ロックダウン(都市封鎖)の解除も延期した。
接種率が高いのに感染者数が増加している国はほかにもあり、「ワクチンへの過信」を警告する声も出ている。

 英国では1日の感染報告がピークだった1月の6万人超から、4月下旬には2千人前後に減った。
 だが、5月下旬に再び増え始め、6月17日、2月22日以来の1万人を突破。
 イングランド公衆衛生庁(PHE)は、新規感染の99%がインド型と分析している。

 ウイルスが変異する中で、ワクチンの効果を見極められなかった可能性もある。
 2回接種が必要なアストラゼネカ製でも、1回接種で一定の発症予防効果があると判断。
 より多くの人が早く接種できるよう、2回目までの接種間隔を約3カ月とした。
 ところがPHEは5月、インド型に対しては2回接種後の発症予防率は60%だが、1回接種後は33%にとどまると発表した。

 感染予防にも一定の効果はあるとみられるが、発症予防と同じように、1回接種ではインド型に対する感染予防の効果が低いことも考えられる。