新型コロナウイルスの感染者の増加傾向が続く東京都内で、新たに562人の感染が確認されました。また、これまでで最も多い68人が、インドで確認された感染力の強いデルタ株に感染していました。

都内の新たな感染者は10歳未満から80代までの562人で、先週金曜(18日)に比べ109人増加しました。6日連続で前の週の同じ曜日の人数を上回り、リバウンドの傾向が顕著となっています。

感染経路別では、家庭内が107人で最も多く、会食で感染した人は20人いて、このうち13人は20代、30代の若い人でした。

都の担当者は、「感染者の増加傾向が顕著となっている。会食での感染も増えているので注意して欲しい」と呼びかけています。

一方、これまでで最も多い68人が、インドで確認された感染力の強いデルタ株に感染していたと報告されました。1日で確認された人数としては、これまで23人が最多でしたが、およそ3倍に増えた形です。

感染経路別では、家庭内感染が20人、職場内が5人、施設内が2人いました。10代の2人は、同じ中学校に通う男子生徒で、この中学校ではおよそ20人が新型コロナに感染していて、デルタ株かどうか調べています。感染経路が分からない人は40人でした。

都内のデルタ株の感染者は231人となりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/05cd1727925679808b219f84767c2afeeb4de1cf