東京都の小池百合子知事は29日、新型コロナウイルスの都内の「感染状況」や「医療提供体制」を専門家が分析・評価する都の「モニタリング会議」を開いた後に記者団の取材に応じた。

　記者から、五輪が開催中であることが人流を減らさなければならないという都民の理解の妨げになっている側面はないのか、と問われると、小池知事は「逆だと思う」と返答。続けて「とてもステイホーム率を上げてくれている。実際にそれはテレビ局の皆さんが1分ごとくらいに全部視聴率を換算していると思う。（その数字が）如実に示していると思う」と強調。「是非とも自宅での観戦を」と都民に呼び掛けた。

　また、「人流についても下がっている。（都民に）協力いただいている。さらに協力いただきたいということを強調している」と訴えた。
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