福岡県では新型コロナウイルスの感染が、若い世代を中心に急速に広がっています。
県はコロナ警報を発動し、29日から県民に対して不要不急の外出自粛などを求めています。

福岡県内の6月と7月の感染者数を年代別に比較すると、ワクチンの接種が進む65歳以上の高齢者は、
27日の時点で半分以下に減少する一方、30代以下の若い世代は2倍近くに増加しています。

また、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の検査では、感染の疑いがある人の割合が30%を超えています。

感染経路としては家庭内での感染に次いで、友人・知人との会食に伴う感染が多くなっているということです。

感染の急拡大を受けて、福岡県は28日県独自の「福岡コロナ警報」を発動しました。

そして、29日から県民に対し、日中も含め不要不急の外出や県境をまたぐ移動は自粛することなどを求めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20210729/5020009142.html