871ニューノーマルの名無しさん2021/08/24(火) 19:48:24.87ID:7W0O8ibH0
福岡県警もかなりいい加減だし
警察に対しても良い見せしめになるだろ

>>871
本当そういう経緯があった
それで頼りない福岡県警を見るに見かねて
>>633←の樋口真人氏が決意を固めて警察庁本丸から志願して
福岡県警本部長に乗り込んで工藤会壊滅全指揮を執るため県警本部長に就任した訳

■役人の言葉では、駄目 

今も鮮明に思い出す。私は新聞記者生活23年目に入るが、公の場で官僚からこのように情緒的な
むき出しの言葉を聞いたことはない。県警本部長自ら、事件摘発を発表すること自体が珍しいが
加えて樋口氏はその会見や県議会答弁の原稿も事務方に任せず、自身で推敲するトップと耳にしていた。
「雲間から一筋の光を見いだし−」に、組員の離脱とその支援に対するどのような思いを込めたのだろう。

樋口氏は東京大在学中に司法試験に合格。警察庁では捜査部門を中心に要職を歴任し
福岡県警の次に大阪府警本部長を務めたのを最後に退職、16年に弁護士登録した。
所属は第一東京弁護士会。コンプライアンス(法令順守)、リスク管理、不祥事対策を専門とし
暴力団からの離脱支援に取り組む弁護士有志のプロジェクトチームメンバーとしても活動しているという。
現役時代と変わらぬ、柔らかな物腰で迎えてくれた樋口氏。
やはり「文章の準備を、事務方に預けたことはありません。基本的に、自分一人で書いていました」と答えた。
東京都内で弁護士事務所を開いている元福岡県警本部長の樋口真人氏
例えば、工藤会壊滅作戦に着手する以前、13年12月の県議会定例会の一般質問。暴力団対策について問われた樋口氏は
冒頭で「本音でという答弁を求めていただきましたので、私自身の思いと言葉で、できる限り丁寧にお答えさせていただきたい」と
前置きし、12分間にわたり語った。
「工藤会との対峙は、私は引き分けでは終われない。警察にとっても、社会にとっても正念場であると考えております。」
数字などの確認作業を除き、自身で練り上げた血の通った文章。答弁の最終盤には、議員席から異例の拍手が起こった。

「役人の言葉では、駄目なんですね。(05年に着任した)熊本県警本部長の時から、県議会の答弁だったら質問した議員だけでなく
議場の傍聴席に来ている議員の支持者にも分かる言葉で答えよう。事前に何の予備知識もない人にも届くように伝えよう、と意識してきました」
そして、工藤会壊滅作戦時の情報発信に関しても、同じだと振り返った。
福岡県警が、壊滅作戦の第1弾摘発に乗り出したのは、14年9月11日。
樋口氏は、記者会見を「本日、福岡県警察は全国で唯一、特定危険指定暴力団に指定されている5代目工藤会のトップを
殺人等の容疑で、通常逮捕いたしました」と切り出した。テレビで全国中継される可能性があると予測し
ニュース映像に使われる尺(時間)に収まるよう、最初の一文に入れる言葉を何度も取捨選択し、事件の全容と重大性を凝縮した。
「『9・11』の時は、カメラの向こうにいる国民、県民に伝わるように訴えたのです」
実はこの第1弾の時も、工藤会の構成員・準構成員に対し、離脱を呼び掛けていた。
「…他方で、工藤会の諸君には、この機会に工藤会から速やかに離脱することを期待しています。
工藤会の構成員等になってしまった経緯はいろいろあるでしょうが、自分の将来、家族のことを考えて
工藤会から離脱することを期待しています。今がチャンスです。県警察は、工藤会から離脱する者、立ち直り
更生の道を歩む者を、全面的にバックアップします。いつでも相談してほしい。待っています。」と・・