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コロナのような事態に備えるために、財政調整基金を積み立ててきた。
財政調整基金は、府も市も橋下時代に年度間の財源調整状況をより明確化するために創設したもの。

市は、都市整備事業基金(除く特定財源分)と公債償還基金(剰余分)を平成24年度に一本化した。
引き継いだ当時は1180〜1190億程度。これを目標を立てて1660億くらいまで貯めた。

府は、太田時代に7つの基金を計6681億も使い込んで、穴を空けていた。おまけに借換債10年先送り3500億。
財政調整基金は引き継いだ時には13億だけ。
減債基金5202億を橋下・松井・吉村で今年までに4521億も復元させた。その上で財政調整基金も1500億前後積み立てた。

府は、橋下時代に、決算剰余金の1/2は減債基金に、1/2は財政調整基金に積み立てることを条例でルール化した。
市も2013年に決算上の剰余金やその他予算からの繰入金で積み立てることを条例化した。

維新になってからコツコツ貯めて、2016年には東京に次いで全国2位。大阪市は政令指定都市1位。

このような財政調整基金の積み立てがあったから、コロナ対策にも、大阪北部地震にも、台風21号にも対応できた。