>>578
ガリガリで骨と皮状態。

被害者女性は、慶應義塾大学経済学部を卒業したあと、東京電力に初の女性総合職として入社したれっきとした社員(未婚)であったが、
のちの捜査で、退勤後は円山町付近の路上で客を勧誘し売春を行っていたことが判明する。
被害者が、昼間は大企業の幹部社員、夜は娼婦とまったく別の顔を持っていたことが報じられ、被害者および家族のプライバシーをめぐり、議論が喚起された。

職場でのストレスと依存症
ノンフィクション作家佐野眞一のノンフィクション『東電OL殺人事件』では、被害者女性には職場でのストレスがあったことが示唆されている。
高学歴のエリート社員で金銭的余裕があるものの、夜は相手を選ばず不特定多数の相手との性行為を繰り返していたことには、自律心を喪失していたとする見方もある。

拒食症
円山町近辺のコンビニエンスストア店員による、コンニャクなどの低カロリー具材に大量の汁を注いだおでんを被害者が頻繁に購入していたとの証言や、
「加害者とされた男性」による、被害者女性は「骨と皮だけのような肉体だった」との証言などから、拒食症を罹患していたことも推定されている。