24 傍聴席@名無しさんでいっぱい 2014/08/13(水) 13:10:31.30 ID:zg5Zi6Os0
★「予兆」 高1同級生殺害事件 <上>   (西日本新聞 2014.08.12より)

少女(16)は教育熱心な一家で生まれ育った。家族を知る関係者は「円満で理想的な家族だと
思っていた」と口をそろえる。
「明るくて活発でムードメーカーだった」「とにかく頭がよかった」。同級生たちは、少女がよく本
を読んでいた姿を覚えている。小学生の卒業文集に、少女はこう記した。「本のページをめくく度に
自分が成長していくように思えた。実際に、読書で得た知識や知恵は私の中で重要な基盤となっている」
「好きな台詞」として挙げたのは、推理小説に登場する男子中学生の言葉。「僕は本の内容を噛み砕き、
その中身を吸収することで成長した」(中略)
「とにかく大人びていた」。同じ中学に通った生徒の保護者たちに少女はそう映っていた。
「中1の勉強合宿を終えたときの感想文がすごかった。海や景色の描写に文学的な表現が多用されて、
才能のある子なんだなあと」
中学3年になり、少女を取り巻く環境は大きく変わった。昨年10月、慕っていた母親が病死。
「気を張っていたのか、兄は最後にぽろぽろ涙を流したが、あの子(少女)は全く泣かなかった。
悲しみが強すぎて泣けないのかと心配した」。葬儀に参列した知人は話す。

「こんな時期になぜ」と周囲が驚いたのは今年2月、父親が少女を祖母と養子縁組させたことだった。
知人男性によると、父親は「相続税対策だ」と説明し、少女も納得したというが、直後の3月2日、
少女は金属バットで就寝中の父親を殴り、大けがを負わせた。(以下略)


※少女をめぐる事件までの経過
2010年12月  小学6年の同級生2人の給食に漂白剤などを入れる
2011年04年  中学に入学
2013年10月  実母が病死
2014年3月2日  父親を金属バットで殴る。その後精神科に通院
   4月  高校に入学。マンションで一人暮らしを始め  
   5月  父親が再婚
   6月10日 医師が県の児相に「人を殺しかねない」と相談
   7月7日  医師は少女がネコを解剖していたことを両親に伝え、児相や警察に相談するように促す
     23日 少女が継母に「人を殺したい」と語る
     25日 両親と医師、カウンセラーの4人で対応を協議
     26日 女子生徒が殺害される。翌27日殺人容疑で少女を逮捕