加藤勝信官房長官は14日の記者会見で、記者から「共産党の志位委員長は、過去に用いた『敵の出方』論という表現について、2004年の綱領改定後は使わず一貫して平和的合法的に社会変革を進めるとの考えを示した。一連の発言を受けて政府の見解を変更することはあるのか」との質問をうけ、「政府としては日本共産党のいわゆる『敵の出方』論に立った暴力革命の方針に変更はないと認識している。そのことはこれまで国会答弁、質問主意書などで累次にわたり明らかにしているところであり、先般の志位委員長の発言で、この政府の認識は何ら変更するものではない」と発言しました。

 この発言に対して、日本共産党の志位和夫委員長は同日、「デマにデマを重ねるものであり、到底許されるものではない」と厳しく批判する談話を発表しました。(別項)

 志位委員長は、8日の第3回中央委員会総会に対する幹部会報告で、「日本共産党は、社会変革の道すじにかかわって、過去の一時期に、『敵の出方』論という説明をしてきましたが、その内容は、どんな場合でも、平和的・合法的に、社会変革の事業を進めるという日本共産党の一貫した立場を説明したものにほかなりません」とのべ、「敵の出方」論を悪用しての「暴力革命の党」といった攻撃は、まったく成り立たないことを改めて強調しています。

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2021年9月15日