※NHKニュース
 
「ゲノム編集」で品種改良のトマト 一般への販売開始 国内初
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013259991000.html

2021年9月15日 12時37分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/K10013259991_2109151203_2109151209_01_04.jpg

遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」の技術を使って品種改良されたトマトの一般への販売が、15日からインターネットを通じて始まりました。ゲノム編集で品種改良された食品が一般に販売、出荷されるのは国内では初めてです。

販売が始まったのは、ゲノム編集の技術を使って、血圧を下げるとされる「GABA」と呼ばれる成分を多く含むように品種改良されたトマトです。

ゲノム編集の技術を使った「ゲノム編集食品」は「遺伝子組み換え食品」とは異なり、別の遺伝子を組み込むなどしていないことから、従来の品種改良と安全性は変わらないとして、厚生労働省に届け出をすることで流通できるようになっています。

今回のトマトは東京の種苗会社「サナテックシード」が去年12月に厚生労働省に届け出を行い、熊本県内の契約農家が栽培していました。

会社によりますと、トマトの収穫ができる状態になったため、15日からインターネットを通じて一般からの注文を受け付け、出荷を始めるということです。

価格は3キロでおよそ7500円などとなっていて、会社では、パッケージに「ゲノム編集技術で品種改良をしました」と書かれたシールを貼って出荷するということです。

「ゲノム編集食品」の一般への販売と出荷は、国内では初めてです。

「サナテックシード」の竹下達夫会長は「ゲノム編集食品に対しては、まだ十分に理解されていない部分もあって、商品として売るのは大変だと思ったが、事前に募集したモニターに苗を育ててもらった際には評判がよかった。万全を期して販売に踏み切った」と話しています

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。