9月14日(火) 20:09

家宅捜索を受けた犬の販売業者の続報です。業者は廃業する考えで1000匹近くいた犬の大半は県外の団体に移されたとみられます。また早くから業者を問題視していた獣医などが会見を開き、麻酔なしで犬に帝王切開をしていた疑いなどを明らかにしました。

(記者リポート)
「ケージに入れられた犬が続々と出てきました。建物からは犬の鳴き声も聞こえます」

長野県松本市の住宅街にある業者の飼育施設。犬が次々と運び出され、「熊谷ナンバー」の車に載せられていました。移送先は埼玉県とみられます。

問題の業者は、劣悪な環境で犬を繁殖させていた疑いで警察の家宅捜索を受けました。2つの施設でおよそ600匹の飼育を保健所に届け出ていましたが、実際には1000匹近くいたとみられています。

住民:
「鳴き声は割合うるさかった」

犬たちは段積みのケージの中で過ごし、運動することはなかったと言います。

従業員(当時):
「いいブリーダーさんだったら広い庭があって放して育てたりすると思うけど、うちは一生ケージの中で暮らしてくからそういう姿見てると、一言で言ったらかわいそう。犬のことが分かっているのは社長しかいないから知識のない私たちがなんか言っても言える立場じゃないから」

捜索後、一部の犬は保健所に保護され従業員の退職も相次いだということです。

犬はどうなるのでしょうか。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2021091400000011.php