アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
・企業業績において向かい風となる資源価格上昇に伴う原材料高や
サプライチェーンの混乱、人件費増といったコスト拡大が見込まれ始めた。
収益改善レベルが当初の想定よりも低くなるため、
株価はマイナス面を織り込み始めている
・中国恒大集団の債務問題について、
中国当局への不信から無秩序な破綻もテールリスクとして株価に織り込んでいる面もある。
・ただ内需も正常化に向かっており、今の日本株は売られすぎだ。
企業の上期決算では業績計画の上方修正も期待できるため、
日経平均でみれば3万1000円から3万2000円くらいまでは回復する余地があるとみている