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沖縄テレビ

「常識としてどうなのか」西銘沖縄担当相 埋め立て土砂の南部採取計画
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20211006-00000007-otv-oki

普天間基地の移設を巡り名護市辺野古沖の埋め立てに使用する土砂を本島南部から調達する国の計画について、西銘沖縄担当大臣は「あれだけの激戦地で常識としてどうなのか」と述べ、否定的な見解を示しました。

辺野古沖の埋め立てに使用する土砂を沖縄戦の激戦地だった本島南部から採取する国の計画について西銘大臣は所管外のことと前置きした上で、次のように述べました。

西銘沖縄担当大臣「あれだけの激戦地でまさかよもや防衛省は今南部の土砂ですか、使うということはないと聞いて承知をしておりますが、普通に考えても遺骨が入ったものを埋め立てに使うことは一般論として常識としてどうなのかなという思いはあります。」

西銘大臣は移設の是非について明言しませんでしたが「埋め立てに使用される土砂の中に遺骨が入っているものが使われるとは思っていない」と繰り返し強調し、南部からの土砂採取計画に否定的な見解を示しました。

また新たに就任した松野博一官房長官は普天間基地の辺野古移設について従来の政府の姿勢を踏襲する考えを示しました。 松野博一官房長官「辺野古移設が唯一の解決策であり、この方針に基づいて着実に工事を進めていくことこそが普天間飛行場の1日も早い全面返還を実現し、その危険性を除去することにつながると考えております。」

また沖縄の基地負担軽減が岸田政権の最重要課題であると強調し、松野官房長官はなるべく早い時期に沖縄を訪れる考えを明らかにしました。