https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nf4a58eda24e6

4)コロナウィルスは免疫を利用して感染できるので、ワクチンが効くとは限らない
コロナウィルスのスパイクタンパクは人間の細胞表面の受容体ACE2に結合します。このた
めコロナウィルスは通常ACE2を表面にもつ細胞に感染します。コロナウィルスに対する抗体
があると、抗体に取り囲まれたコロナウィルスは食細胞マクロファージに捕食されます。通
常のウィルスはここでおしまいです。コロナウィルスは食細胞に耐性で、捕食されたマクロ
ファージ内で増殖できます。免疫系をハイジャックするわけです。
コロナウィルスに抗体を持つ人はコロナウィルスによりかかりやすくなり、また感染した
場合ウィルスの症状が暴走しやすくなります (抗体依存性感染増強; antibody-dependent
enhancement [ADE])。猫の実験ではコロナワクチンを打たれた個体はコロナの抗体を作る
事が出来ましたが、その後コロナウィルスに感染しやすく、症状も悪化しやすくなりました
。実験に使われた猫の多くはADEのために死亡しています。

5) スパイクタンパクの毒性がわからない
ウィルスのスパイクタンパクの機能は受容体の認識と細胞膜の融合です。スパイクタンパク
はフソゲンとも呼ばれ、細胞膜を融合させる働きがあります。スパイクタンパク発現細胞が
ACE2発現細胞と融合し、予想できない問題を起こす可能性があります。細胞融合は例えば
胎盤形成や精子と卵の受精にも必須の機能です。生殖機能を含めた細胞融合や、細胞膜の安
定性にどういう副作用を起こすかわかりません。スパイクタンパクは脳血液関門を越えるこ
とができる事がマウスの実験で確認されています。スパイクタンパクの過剰発現が、不妊や
流産につながる可能性もあれば、血管や臓器、脳神経の損傷につながる可能性もあります。

6)不妊、流産を起こす可能性がある
2)で触れたように脂質ナノ粒子が最も蓄積する場所の1つが卵巣です。卵巣に運ばれたワ
クチンがスパイクタンパクを発現すると、卵巣が免疫系の攻撃対象になります。5)で触れ
たようにスパイクタンパクが細胞融合に影響する事で受精、妊娠を乱す可能性もあります。
スパイクタンパクが結合する受容体ACE2 (アンジオテンシン変換酵素-2) は精子の運動性や
卵の成熟に働くホルモンを作るため、スパイクタンパクによるACE2の阻害も不妊症をもたら
す可能性があります。

7) ワクチン接種者は被害者となるだけでなく加害者となる可能性もある
ワクチン接種者はスパイクタンパク質を体外に分泌し、副作用を他者に起こさせる可能性も
ファイザー社の文書で指摘されています。実際、ワクチン接種者が未接種の家族に副反応を
誘発させるケースが報告されています。これはワクチンとしては異常です。一番の問題は、
ワクチン接種者が免疫系を効率的に利用するコロナウィルスの自然選択を加速し、強毒性
コロナウィルスを生み出す可能性がある事です。数ヶ月後ないし数年後に強毒性コロナウ
ィルス変異株が現れた場合、ワクチン接種者はそのスーパースプレッダーとなり、抗体依
存性感染増強 (ADE) により大量死を伴う「ワクチンパンデミック」を起こすかもしれません。
2度目のワクチン接種での副作用が重いのは、最初のワクチン接種で作られた抗体が2度目
のワクチン接種でスパイクタンパクを発現した細胞を攻撃しているためと考えられます。一
時的な自己免疫反応でしょう。自己免疫反応での損傷は一時的な場合もあれば不可逆的で取
り返しのつかない場合もあります。
すでに短期の副作用は多々報告があります。血栓が出来やすい、アナフィラキシーを起こす
可能性があるなど。不妊や流産の副作用の報告もあります。アメリカではワクチン接種後す
でに5100人が亡くなっています (2021年5月末現在)。ちなみに5月中旬の死者が3800でしたの
で、死者数は急増中です。コロナワクチン接種後の数ヶ月間での死亡事故の数字は過去10
年以上のすべてのワクチンの死亡事故の合計を超えています。
本当に怖いのは長期的な副作用で、これから長い時間をかけて出てくるかもしれません。長
期的な副作用は動物実験でも検証されていないのでまだまだわからないのです。