2016年の同社記事ではパラジウムを使ってる。
一つ疑問なのは2016年の装置写真も装置概念図も
2021年の装置の写真でも熱電対(温度計)が上部にしかついてない
チャンバー内は真空なので対流が起きない
このような場合チャンバー内上下左右複数箇所で温度計測しなきゃデータは取れない

2016年には表面活性処理したパラジウム板と処理してない板で比較実験して
数百度のヒーター熱投入でそれぞれ過剰熱の差が100度程度観測とされてる

真空炉などでも同じなんだけどヒーター電源を切ってから炉内はしばらく温度上昇を続ける
炉内の状態が変われば熱移動の分布や状況はすぐに変わる、数十度程度の温度差は簡単に生じる
だから上下左右で測定する
不活化ガスを入れてファンで対流させることもできるが
この装置では特性上できんだろう、まぁいい
そもそも装置のちゃちさにも目をつぶろう、ベンチャーぽいし、うんうん

2021年にはパラジウムに変わってニッケルと銅
ところでこの手の素材加工、アマゾンでクリックでは買えない
スペックを指示して手元に届くまで半年一年はザラ
金があれば素材も自前で作れるが、そんな予算あるのかね?素材を作る装置だけで数億吹っ飛ぶ
まぁありえない、専門業者に外部委託
届いた試料で実験、これじゃダメだ、解析、分析、改良、次の素材の加工指示
行って帰ってするだけであっという間に年単位
ニッケルと銅を積層した発熱素子、超特殊加工、そのへんの町工場では作れんよ

ベンチャーで4年で新素材での技術が確立ねぇ

三菱重工にいたときなにしてたの?w
夢のある話やねw