熊本県内の国公私立の小中高588校で2020年度、不登校だった児童生徒は前年度比288人増の3605人に上った。5年連続の増加で、過去10年で最多となった。13日、文部科学省の調査で分かった。県教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う長期休校で、児童生徒の生活リズムが崩れたことを要因の一つに挙げている。

 病気や経済的理由などを除いて年間30日以上登校せず、学校が不登校と判断した事例を調査した。内訳は小学校889人(前年度比118人増)、中学校2107人(194人増)、高校609人(24人減)。

熊本日日新聞 2021/10/14 06:28
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