群馬県警監察課は12日、事件被害者の少女にわいせつな行為をしたとして、伊勢崎署生活安全課の男性巡査部長(43)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。本人は「自分勝手な行為で、大変申し訳ない」と話しているという。

 神保誓志・首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。被害を受けた方並びに県民の皆様に深くおわびいたします」とコメントした。また同日付で指導や監督が不十分だったとして伊勢崎署長を本部長注意、同署生活安全課長ら6人を所属長訓戒、所属長注意、厳重注意とした。

 巡査部長は9月13日に事情聴取に訪れた県内の少女の自宅で服の上から少女の体を触ったとして、強制わいせつと特別公務員暴行陵虐の疑いで10月に逮捕された。前橋地検は10日、不起訴処分とした。【川地隆史】

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