引きこもりがただちに不幸や絶望であると結論を出すのは、
「社交的で外出を好む人間は明朗活発で善人に違いない」
という根拠のない人間観に基づくもので、あまりにも早計だ。

近隣住民との封建的でムラ社会的な交流にストレスを感じ、
煩わしい人間関係から能動的に社会的孤立・孤独を
選択する人間は多い。