(ブルームバーグ): ニューヨーク原油先物相場は26日の時間外取引で急落し、1バレル=74ドルを割り込んだ。

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」閣僚級会合を来週に控え、アフリカ南部で新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことで、エネルギー需要見通しに警戒感が広がった。

ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物(2022年1月限)は一時6.4%安の73.36ドル。ICEフューチャーズ・ヨーロッパで取引されている北海原油代表油種のブレント先物(22年1月限)は一時5.1%安の78ドルとなった。

新型コロナ感染者が欧米で増加し、英政府は新たな変異株への懸念から南アフリカなどアフリカ6カ国からの航空便の到着を一時的に停止する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/869f77113236afb101784c47b7757dd36be17437