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2022年1月6日 12時53分
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新春恒例の東京消防庁の出初め式が開かれ、伝統の「はしごのり」が披露されたほか、大規模な地震を想定した訓練も行われました。
東京消防庁の出初め式は、去年は新型コロナウイルスの影響で無観客となりましたが、ことしは感染対策を取ったうえで、およそ800人の観客を入れて開かれました。
東京 江東区の会場には、消防隊員や地域の消防団員など2900人余りが集まり、はじめに清水洋文消防総監が「発生が危惧される首都直下地震に対し備えを固めるなど、全職員が一丸となって、誰もが安心安全に暮らせるよう取り組みたい」とあいさつしました。
続いて、江戸時代の火消し文化の保存に取り組む「江戸消防記念会」のメンバーが、そろいのはんてん姿で「はしごのり」に挑み、雪がちらつく中、高さ6メートルのはしごの上で伝統の技を披露しました。
また、ことしは大規模な地震を想定した対応訓練も行われ、住宅の火災で逃げ遅れた人を救助したうえで消火活動に当たったり、カメラを取り付けたドローンを飛ばして建物全体の状況を確認したりしていました。