市職員が公用車を「盗んで」「飲酒運転」「知人の車にぶつける」などしたとして懲戒免職 愛知県豊田市
1/14(金) 18:52配信

愛知県豊田市の職員が、市役所にあった公用車を盗んだ上、飲酒運転し、知人の車にぶつけて破損させたなどとして懲戒免職処分となりました。

 懲戒免職処分を受けたのは、豊田市の市民部に勤務する32歳の男性職員です。

 市によりますと男性職員は、去年10月3日(日)の午後2時ごろから翌4日の午前0時過ぎまで4軒の店で酒を飲んだ後、自家用車を運転し自損事故を起こしました。

 その後、電話で口論となった豊橋市に住む知人の家に向かうために、豊田市役所南庁舎に進入して公用車の鍵を盗んだ上、公用車「パッソ」を盗みました。

 男性職員は、盗んだ公用車で知人の家に移動し、知人の車に公用車をぶつけて破損させ、近くの公園に公用車を放置したということです。

 市は飲酒運転や窃盗、器物損壊に該当するとして、男性職員を懲戒免職としました。

 男性職員は、市の調査に対し「知人宅に向かうためのタクシーが捕まらず、公用車を使おうと思った。軽率な行動で迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」などと話したということです。

 市は、「今後は職員への規律についての指導をより徹底していく」としています。


令和3年10月4日に公用車を窃盗し逮捕された職員への懲戒処分の発令について
https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1047409/1047554.html
令和4年1月14日(金曜日)付けで、以下のとおり懲戒処分を発令しました。
該当職員
城 篤史(市民部 主査 32歳 男性)
処分内容
免職
地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号の規定に基づく懲戒処分