日本側は三菱重工業が開発主体として設計・開発を進める。同社が英航空防衛大手BAEシステムズと機体を中心とする構成品の共同開発に当たる。ただし、エンジンはIHIが英ロールス・ロイスと共に開発を担う方向だ。
英国は主力機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機開発に着手しており、日本の次期戦闘機と同様、2035年ごろの就役を目指している。共同開発を通じて技術や部品の共通化が進めばコストダウンにつながるため、防衛省幹部は「全面的な協力につながればいい」と期待を示す。
開発に当たっては、日英の同盟国である米軍との円滑な連携を実現する観点から、米ロッキード・マーティン社からも一定の支援を受ける方向だ。
ソース 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600912&g=pol