年間2000件の相談が寄せられている「ひきこもり」への支援強化に向けて仙台市は、実態調査の実施に向け検討を始めることになりました。

仙台市健康福祉局 加藤邦治局長
「ひきこもり支援を効果的に進めるためには、支援を必要とする人がどの程度いるのか広く把握することが重要と認識」

これは、21日の議会で仙台市が明らかにしたものです。
若林区にある「仙台市ひきこもり地域支援センター」には、年間2000件の相談が寄せられていて、特に40代以上の中高年のひきこもりに関する相談が増え、家族を含めた高齢化が課題になっているということです。
6年前には民生委員などに対し実態把握のアンケートを行っていますが、市として改めて大規模な実態調査をする必要があると判断しました。

今後、調査方法や必要な予算を検討し実際に調査を行うのは、来年度以降となる見込みです。

東北放送2022年6月21日(火) 17:30
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