※6/21(火) 9:06 荒川和久 独身研究家

昔も今も告白できない男
前回の記事(「デート経験なし4割」で大騒ぎするが、40年前も20年前も若者男子のデート率は変わらない)はヤフーのトップトピックスでも紹介されて大勢の方に読んで頂いた。

白書が出てからの当初のニュースでは、「4割もデートしたことないなんて情けない」系の中年おじさんの街頭インタビューなどをベースに「最近の若者は…」的な論法が目立ったが、この私の記事が契機となって「実は昔も今も変わらない」という紹介の仕方に変更されていた。

フジテレビの「ワイドナショー」でもMCの田村淳さんからこの記事の内容を取り上げて頂いたし、ネット番組「ABEMA的ニュースショー」においては、コメント出演までさせて頂いた。

昔も今もずっと変わらないのは、恋人がいる割合やデート未経験の割合だけではなく、そもそも相手に能動的にアプローチできる男も昔からたいしていなかったという事実もある。

内閣府「令和2年度少子化社会に関する国際意識調査」では、20~49歳未既婚男女を対象として、恋愛に対する能動性と受動性に関する質問をしている。具体的には、「気になる相手には自分から積極的にアプローチする」か「相手からアプローチがあれば考える」か、という設問である。

それによれば、「積極的にアプローチする」日本の男性の割合は22.7%であり、これもまた私の言う「恋愛強者3割の法則」にピタリと符号する。ちなみに、女性に至っては16.6%しかいない。

反対に、「相手からアプローチがあれば」という受け身体質派は、男性34.6%、女性45.6%である。男女とも受け身なのだ。そして、5年前に行われた同じ調査でも受け身体質はほぼ変わらない。

それどころか、恋愛の告白は日本においては古来より女性から行っていたと考えた方が妥当なのである。

日本初のプロポーズは女から

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https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220621-00301860?s=09