新型コロナウイルス感染症に関する世界保健機関（WHO）の7月25～31日の1週間の集計で、日本の新規感染者数が137万9099人となり、2週連続で世界最多となった。92万人の米国、56万人の韓国などが続いた。
ただ、世界各地で検査実施件数が減ってきている。国内では4日、23万8735人の感染が報告。感染者は3日の約24万9800人に次ぐ2番目の多さで、12道県で最多となった。内訳は東京3万5339人、大阪2万2371人、愛知1万6005人など。
政府と与野党は4日午前、新型コロナ対策に関する連絡協議会を国会内で開いた。与野党は発熱外来の負担軽減のため、抗原検査キットの流通促進を要請。ワクチン接種の一層の加速を求めた。
感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザ相当の「5類」に引き下げるかを巡っては、立憲民主党の小川淳也政調会長が「収束しているときに冷静に議論し、扱いを定めるべきだ」と主張した。
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