8/9(火) 12:20配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/78cb79da9a6389ea2761275d84ba9ba7055f7368
 【ワシントン=田島大志】米政府は8日、ロシアの侵略を受けるウクライナに対し、10億ドル(約1350億円)の追加軍事支援を行うと発表した。米国による1度の支援額としては過去最大で、バイデン政権発足後の総額は98億ドル(約1兆3200億円)に上った。

 ウクライナ東部や南部での地上戦のさらなる長期化に備え、装甲医療車50台や対戦車ミサイル「ジャベリン」1000基などを供与する。射程の長い高機動ロケット砲システム(HIMARS)や高性能の地対空ミサイルシステム(NASAMS)の追加弾薬、迫撃砲システム20基と弾薬2万発、155ミリ砲弾7万5000発なども含まれる。

 ブリンケン国務長官は8日の声明で「交渉の場でウクライナの立場を強化するための能力をさらに増やす」と強調した。