出水市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が確認されました。鹿児島県内で今シーズン初めての確認です。
県は午後3時過ぎから対策本部会議を開きました。そして、17日午前9時すぎに出水市高尾野町の養鶏場からの「死んだニワトリが増えた」との通報を受けて簡易検査を行ったところ、13羽のうち9羽が陽性となったと報告されました。今後、PCR検査を行って結果を確定させますが、高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が県内の農場で確認されたのは、今シーズン初めてです。
養鶏場で鶏卵用のニワトリおよそ12万羽が飼育されていて、高病原性と確定すれば、殺処分などの措置が取られ、半径3キロ圏内の22の農場でニワトリや卵の農場外への移動を禁止し、3キロから10キロ圏内の85の農場で区域外への搬出が禁止されることになります。