自民党の秋葉賢也復興相の公設秘書が昨年10月の衆院選で、報酬を受け取って選挙運動に従事した公選法違反(運動員買収)の疑いがあると写真週刊誌「フライデー」が24日までに、ニュースサイトで報じた。秋葉氏は24日、復興庁で共同通信の取材に「事実誤認に基づいた記事だ。国会の場で丁寧に説明する」と述べた。

 記事によると、衆院選で公設第1秘書に12万円、公設第2秘書に8万円を支払ったと選挙運動費用収支報告書に記載があった。

 公選法では、報酬支払いは事務員などに限って認められる。公設第1秘書は取材に、支援呼びかけなど一般の運動員として活動したという趣旨の証言をした。

朝日新聞 2022年11月24日 11:31 更新
https://kahoku.news/articles/knp2022112401000518.html