新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを「2類相当」から「5類」へ引き下げる方針を政府が示したことについて、大阪府の吉村洋文知事は20日、「一律にマスク着用を基本とするのは教育現場ではやめるべきだ」と記者団に述べ、学校でのマスク着用の見直しを求めた。

 吉村氏は、学校では子どもにマスク着用を求めることが常態化していると指摘。流行期には、必要に応じて学校ごとにマスク着用を求めるなどの対応にした方がよいとした上で、「5類になるのであれば(コロナ禍前の)元の学校生活に戻すべきだ」と話した。【石川将来】

毎日新聞 2023/1/20 17:08(最終更新 1/20 17:08) 254文字
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