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新型コロナ「複数回」感染者は死亡リスク2倍以上、入院リスクも3倍以上に上昇 ;米研究

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染を繰り返すほど、発症時に重症化しやすくなり、死亡リスクも上昇することを示すデータが報告された。
米ワシントン大学のZiyad Al-Aly氏らの研究によるもので、詳細は「Nature Medicine」に11月10日掲載された。感染回数が1回の人に比べて複数回感染した人では死亡リスクが2倍以上になり、入院リスクは3倍以上に上昇するという。

Al-Aly氏は、「これは、たとえSARS-CoV-2に2回感染したとしても、3回目は避ける方が良く、3回感染したら4回目を避けるべきであることを意味している。
COVID-19の既往がありワクチンのブースター接種を受けた人の間に見られることのある、さも無敵であるかのような考え方を突き崩すデータと言える」と述べている。

そして、「COVID-19に一度かかったことのある人は、再感染を防ぎ健康を守るために、あらゆる可能な予防策を講じる必要がある」と注意を喚起。