今月19日、東京・狛江市の住宅で90歳の女性が殺害された強盗殺人事件では、2台のレンタカーが使用されたとみられています。

このうちシルバーのレンタカーには、別の強盗傷害事件で逮捕された永田陸人容疑者が狛江市の事件の翌日に乗っていたことがわかっていますが、捜査関係者への取材で、レンタカーから結束バンドのほか、高級腕時計3本が見つかったことがわかり、うち1本は狛江市で殺害された大塩衣与さんの家族のものの可能性があるということです。

また、車は事件後、狛江市を離れ、都内の別の場所でしばらく停車していたということです。その間、乗車していた人物が入れ替わったかはわかっていませんが、事件翌日に車が足立区内の特定の場所を行き来していたところ、不審車両として通報され、警察官が職務質問をした際に乗車していたのは、永田容疑者1人だったということです。

警視庁は、車に乗っていたほかの人物の特定を進めています。

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