全国で相次ぐ強盗事件は、フィリピンの入管施設に拘束されている日本人4人が「ルフィ」などと名乗る指示役として関与した疑いが浮上している。
いずれも別の特殊詐欺事件に関与したとして窃盗容疑などで逮捕状が出ており、強制送還に向け、日比両国で協議が進む。

関与が疑われる容疑者らはどんな人物なのか。

今村磨人容疑者(38)と中学時代に同級生だった女性によると、今村容疑者は札幌市内で育った。
小学生時代はサッカーなどに打ち込み、周囲から人気があったという。

しかし、中学に入ってからは不良グループのリーダー格となり、その後、暴走族に入ったとされる。

20代の頃は札幌の繁華街ススキノの風俗店などで働き、携帯電話販売にも従事していたとみられる。
携帯電話だけでなく「薬をやる人いない?」と今村容疑者から声をかけられたこともあったという。

また、別の関係者によると、同じく逮捕状が出ている渡辺優樹容疑者(38)も北海道出身で、ススキノの飲食店で働いていた。

今村容疑者と出身や年齢も同じ。2人はススキノにいた時期から知り合いだった可能性もある。

https://mainichi.jp/articles/20230130/k00/00m/040/264000c