金印など展示の企画展 印章にゆかりの峡南地域の人たちが見学

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印章の役割などについて歴史的、文化・芸術的な視点から紹介している県立博物館の企画展を、
13日、金や印章とゆかりがある峡南地域の人たちが見学しました。

見学会は、印章・ハンコが峡南地域の主要な産業であることなどから、身延町の湯之奥金山博物館が企画し、12人が参加しました。
参加者は、金山博物館の出月洋文館長から、国宝の金印は福岡県の志賀島の畑で見つかったなどの説明を受けてから展示室に入りました。
そして、ガラスケースに収められた2.3センチ四方の輝く金印に見入っていました。
所蔵する福岡市博物館から特別に貸し出された金印は、今月21日まで展示されています。

また、山梨県の印章産業の歴史を紹介するコーナーでは、材料を固定したり彫ったりする道具が展示されているほか、
日本一大きいとされる2メートル四方、高さ3メートルのハンコで押した
「動かざること山のごとし」の4文字の印影も展示されていて、興味深そうに見ていました。

参加者の女性は「金印の第一印象は『小さい』でした。でもすばらしいもので、
2000年前からの中国と日本の関係が分かって感動しました」などと話していました。
県立博物館の印章の企画展は5月8日までで、期間の途中で展示替えが行われます。
03/14 11:26