TOS 2023年03月16日 18:30更新
https://tosonline.jp/news/20230316/00000008.html

他人名義のキャッシュカードで金を引き出し盗んだ罪で起訴された、別府警察署の警察官の男について、県警は16日、懲戒免職処分としたと発表しました。

男は、16日、職務中に訪れたアパートで鍵を盗みそれを使って部屋に入って現金などを盗んだとして、追起訴されています。
懲戒免職処分となったのは、別府警察署 地域課の巡査、伊藤巧打被告24歳です。

警察などによりますと、伊藤被告はことし1月、75歳の女性が亡くなっていた別府市内のアパートを職務で訪れた際、部屋にあった4本の鍵が入ったキーケース1つを盗みました。

その鍵を使い、休みの日に2度に渡りこの部屋に侵入し、現金6万5000円やキャッシュカードなどを盗んだとして、邸宅侵入と窃盗の罪で16日、追起訴されました。
また、この時に盗んだキャッシュカードを使い、金融機関のATMで現金200万円を引き出して盗んだとして、2月に起訴されています。

これを受け、県警は16日、警察の信用を失墜させたとして伊藤被告を懲戒免職処分に、また、監督責任として50代から60代の警察官3人を、本部長注意としています。

※ソースは更新される場合があります