陸自オスプレイ配備 地元自治会 ”条件次第では前向き検討“

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20230324/5080014166.html
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陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」の佐賀空港への配備計画をめぐり、地元の自治会長らが
「ばく大な費用がかかる対策が必要だ」としたうえで、条件次第では前向きに検討する考えを述べました。

佐賀市役所で会見したのは、空港がある佐賀市川副町の4つの自治会の会長たちです。
4つの自治会は24日、県や佐賀市に対し、地元の川副町の住民を対象とした説明会を改めて開くよう要望したということです。

また、自治会長らは、騒音対策として川副地区のすべての世帯について窓を二重化すること、
ミサイル攻撃に備えた地下シェルターの整備などが必要だという考えを示しました。
そのうえで、自治会長の1人、南川副校区自治会の川崎直幸会長は「ばく大な費用がかかるが、
命を守るためにはしかたがないことだ。これらが条件としてクリアされたならば、
前向きに対応してもいいという気持ちがある」と話しました。

オスプレイの配備計画を巡っては、防衛省側が、地権者に対し1平方メートルあたり6031円という
土地の買い取り価格を示し、買収に向けた交渉が事実上、本格化しています。

川副町では26日、計画に反対する人たちが集会を予定するなか、自治会長らは一線を画した対応だとしています。

03/24 18:58