国民民主党の玉木代表は、20日、衆院憲法審査会で、AI=人工知能を使った対話型ソフト「チャットGPT」について、憲法改正について聞いた場合の回答の正確性、公平性を担保するためにAIの学習環境の整備が必要だとして、「幅広い規制」を議論するよう訴えた。

憲法審査会では、憲法改正の手続きを定めた国民投票法における広告のあり方について議論が行われた。

この中で玉木代表は、「チャットGPTのような生成AIの規制のあり方は現在全く国際的にも手つかずだ」と述べ、「チャットGPT」を議論の俎上に乗せた。

玉木代表は「憲法9条は改正した方がいいかとチャットGPTに聞いた時、その答えの正確性、公平性をどのように担保するのかも考えなければいけない」と指摘した。

そして、「AIに学習させる情報や主張によっても回答が変わっていく」とした上で、「AI自身も、バランスのとれた情報を学習する環境整備が必要なのではないか」と述べた。

さらに玉木代表は、「チャットGPIのような生成AIも含めた幅広い規制のあり方を議論することを提案したい」と述べ、チャットGPTを含めた規制を、憲法審査会で議論するよう求めた。

(続きは以下より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/21043327e93940a80ccfdb6c9d79a54d8be4e5d1