「30センチくらいのサバイバルナイフ」
小山巌本部長は会見で「男が30センチくらいのサバイバルナイフで女性を刺したという110番通報があった。犯人は所持していた刃物で村上幸枝さんを刺したのち、通報により臨場した玉井良樹警部補と、池内卓夫巡査部長の2人を所持していた猟銃のようなもので発砲し殺害した。その後猟銃のようなものを所持したまま自宅にもどった」と述べました。

「被疑者は犯行を認めている」
小山巌本部長は「被疑者は犯行を認めている。今後の捜査に支障が生じるので詳細は控える」と説明しました。

「自宅の母親と叔母は自力で家を出て保護」
小山巌本部長は「青木容疑者の自宅には57歳の母親と60歳の叔母の2人がいましたが、自力で家を出て、警察で保護した。犯人は自宅を出たところで確保した」と述べました。また、立てこもり現場近くで倒れていて26日朝、死亡が確認された女性について近くに住む竹内靖子さん(70)と発表しました。

100人態勢の捜査本部設置
小山巌本部長は容疑者について「父母とおばの4人暮らしだった」と述べました。また、社会に大変不安を与えた凶悪極まりない事件で全容解明を進める必要があるとして、本日付けで100人態勢の捜査本部を設置したことを明らかにしました。

トラブルの相談 「現時点で把握はなし 詳細確認中」
トラブルの相談があったかという質問に対し「現時点で相談の把握はない。詳細は確認中」と説明しました。

「容疑者 4丁の猟銃の所持許可もっていた」
長野県警察本部は「容疑者は平成27年以降散弾銃や空気銃など4丁の猟銃の所持許可をもっていた。保管場所は通常は自宅内の厳重なところで、それができなければそれにかわる厳重なところとなっているが、今回がどのような保管になっていたかは今後明らかにしていきたい」と述べました。