能登半島地震を受け被災地へ向かっていた山梨県の大月市消防本部の車両が10日、石川県内で追突事故を起こし、1人が大けがをしたことがわかりました。

大月市消防本部は現地から引き返したということです。

事故があったのは石川県の金沢市内で能登半島とを結ぶ「のと里山海道」です。

大月市消防本部によりますと10日午前7時45分ごろ、能登半島地震の被災地に緊急消防援助隊として出動していた資機材搬送車が救急車に追突し、その勢いで救急車が前方のポンプ車に追突しました。

3台とも大月市消防本部の車両で、3人が現地の病院を受診し、救急車に乗っていた救急隊長が腰の骨を折る大けがをしたほか、2人が体調不良を訴えました。

現場の道路は地震でできたとみられる段差があり、救急車が減速したところに資機材搬送車が追突したということです。

この事故で大月市消防本部の隊員は全員が引き返し、現在は通常業務にあたっているということです。

テレビ山梨 2024年1月11日(木) 18:48
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