※2024年7月9日午前 11:18 GMT+93時間前更新

[キーウ/国連 8日 ロイター] - ウクライナで8日、首都キーウ(キエフ)など各地でロシアのミサイル攻撃があり、全土で少なくとも41人が死亡した。キーウでは小児病院が大きな被害を受け、戦争犯罪に当たるとの非難も出ている。

内務省によると、中部クリブイリフ、中部ドニプロ、東部の2都市も被害を受けた。

ゼレンスキー大統領はキーウの小児病院や産科病院のほか、保育所やビジネス施設、住宅など100棟以上の建物に被害が出たと投稿した。

政府は侵攻開始以降で最悪の空爆の一つだとし、9日を服喪の日とした。

空軍は飛来したミサイル38発のうち30発を撃墜したとしている。
ロイターが入手した動画には、小児病院に向かってミサイルが落下し、その後大きな爆発が起こる様子が映っている。ウクライナ保安庁はこのミサイルをKh─101巡航ミサイルと特定した。

軍当局によると、キーウでは子ども3人を含む27人が死亡、82人が負傷した。クリチコ市長は2022年2月の全面侵攻開始以来、最も大規模な攻撃の一つだと述べた。市内では変電所3カ所と電力網も被害を受けた。

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https://jp.reuters.com/world/ukraine/ULMFGZZGIVJ2DI7PXOSAXQX264-2024-07-08/